6月19日（土）・20日（日）といなべ市北勢町で開催した完成見学会。おかげさまで多くのお客さまにご来場いただき、ホームチアリーの家づくりの魅力を体感していただきました。

“和”の感覚を取り入れた暮らしを楽しみたいというお客さまのご要望に応えて建築した平屋感覚のお家。和室に縁側と、昔ながらの風情が感じられる設計が施されています。

お客さまの注目が高かったのが、玄関ホールと縁側に配した“なぐり加工”の床。

伝統的な表面加工技法の「なぐり（名栗）」とは、木材の板などに独特の削り跡を残して意匠性を高めた加工のこと。道具の痕跡が生み出す風合いが味わい深い空間を生み出してくれます。

今回のお家では、スプーンで木材の表面をすくい取るようにカットした模様が施されています。見学会会場ではなぐり加工を初めて目にする方も多く、皆さん、興味津々の様子でした。

床材の魅力ではもうひとつ、リビングの“すだれ張り”の床もご来場いただいた皆さんの注目を集めていました。

“すだれ張り”はフローリングの床材の張り方の一種で、床材のつなぎ目が一直線に並び、スッキリとした広がりのある空間を演出してくれます。精度の高い技が求められる施工技術ですが、熟練の職人さんたちが綺麗に仕上げてくれました。

ご注目いただいた箇所は他にもまだまだありました。続きは次回にまたご紹介します。