ホームチアリーの家づくりの様子を皆さまにお伝えしていくシリーズ。
今回ご紹介するのは、6月に完成見学会を予定している、いなべ市大安町のお家です。

打ち合わせで話題になったのは、成長したお子さんが帰宅して2階の自室に上がる際に、顔を合わせられる位置に階段を設けるかどうか。

リビング階段を設ければ自然と顔を合わせることができますが、友人連れで帰宅した際にはリビングを通っていくことになり、落ち着かなさを感じることにも。
一方、玄関ホールに階段を設けると、帰宅時に顔を合わせることなく2階へ上がって行ってしまうことになり、帰宅したかどうかもわかりにくくなります。

“顔を合わせなくても帰宅時の気配は感じられるようにしたい”というご要望を受けて、階段ホールに面したリビングのテレビ背面の壁に小窓を設置しました。

ソファでくつろいでいるときも、キッチンに立っているときも、窓越しに帰宅して自室へ向かうお子さんの気配を感じることができます。

無垢の床や梁見せ天井など木のぬくもりが感じられるリビングと繋がった洋室も設計のポイントです。6畳の広いスペースを取ってあり、将来の平屋感覚での暮らしに対応した場所に。

他にも、脱衣サンルームから日々の洋服の収納スペースとのスムーズな繋がりなど、暮らしやすさに配慮した設計アイデアを盛り込みました。

いなべ市大安町のお家は6月18日（土）・19日（日）と完成見学会を開催予定。ぜひ、家づくりのご参考にご覧においでください。