注文住宅の間取りの決め方や失敗しないためのポイントを紹介します!
失敗しないためにも、間取り決めで重要なポイントについては知っておきましょう。
今回は、菰野町、四日市市、いなべ市周辺で注文住宅をお考えの方へ、間取りの決め方や失敗しないための方法を紹介します。
□間取り決めのチェックポイントについて
1つ目は、採光です。
太陽の光は生活に欠かせないので、間取りを検討する上で重視するべきポイントの1つです。
特に、リビングは家族がたくさんの時間を共有する空間なので、日当たりが良くなるようにできるだけ意識しましょう。
2つ目は、動線です。
生活動線を意識した間取りになっているかチェックしましょう。
また、洗濯や掃除などの家事に関わる家事動線についても工夫しなければ不便です。
住む人全員が毎日生活しやすいかをしっかりとイメージして設計することが大切です。
また、何年か後の将来の家族構成の変化についても想定しておきましょう。
例えば、住宅購入時には生まれたばかりだった子どもも、すぐ成長して何年か後には子ども用の部屋が必要になるかもしれません。
子どもが独り立ちした時に部屋が無駄にならないように活用するイメージも必要です。
長く住む家だからこそ、直近の計画だけではなく将来のビジョンを明確にしておきましょう。
3つ目は、家電・家具の配置です。
家づくりではどこに家具・家電を配置するかイメージを決めておくと、間取り決めが楽になります。
また、今の家具をそのまま新居でも使う際には、しっかりと寸法を測っておくことで、家に家具が入らない事態を回避できます。
それに加えて、使う家電をリストアップして、コンセントの配線も具体的に決めておきましょう。
4つ目は、外構です。
家づくりでは家の内部にばかり目が行きがちですが、当然家の外側の外構部分も住まいの一部です。
外構の要望で多いのが庭についての要望ですが、庭で花を育てたいという希望がある場合は当然蛇口が必要になります。
このケースでは配管が必要になるので、間取り決めと同時進行で外構の計画も綿密に立てましょう。
□間取りで失敗しやすい動線について
間取りに関する失敗で多いのが動線です。
実際に住んでみたら動線が考慮されておらずとても不便だったというのはよくある失敗です。
家事動線1つを取っても失敗しやすいポイントはたくさんあります。
例えば、洗濯機置き場が1階にあるのにもかかわらず、バルコニーを2階にしてしまうと、洗濯物を干すのにわざわざ階段を上り下りする手間が生まれます。
また、家族全員が忙しい朝には混雑したり、来客時にはあまり見られたくない浴室や収納スペースなどの生活スペースが見えてしまったりと、住んでから動線の不便さに気付くケースは少なくありません。
動線で後悔しないためには、実際に生活したときのイメージをできるだけ詳細に詰めておくことが大切です。
間取り図に生活動線を分かりやすく書き込んでみるのもよいでしょう。
□理想の間取りを見つけるコツとは
間取りの事例を参照する際には、家づくりに取り入れたい部分をピックアップしましょう。
間取りの例を参考にする場合は、自分が気に入った部分をメインに他の条件と適合させながら反映させると良いでしょう。
これ以上ないほど素晴らしい間取りを見つけたら、そのままコピーしたくなりそうですが、土地との相性も考える必要があります。
例えば住むのが南道路の土地に決まっている場合、間取りも南道路用のものでなければ選べないことになります。
ほかにも、土地の間口・奥行き、隣の家の窓や玄関の位置、道路の交通量などの周辺要素も加味して検討してみましょう。
また、モデルハウスのコピーにならないようにしましょう。
モデルハウスやプロが作成したプラン集を見ると、やはりどれも魅力的に見えてしまうものでしょう。
ただ、間取りにはバランスが重要なのも事実です。
気に入った要素を全て詰め込もうとすると、逆に住みにくい間取りになってしまう可能性もあります。
また、限られた予算の中で、家族構成や生活にあった間取りを設計することも重要です。
優先順位を考えつつ、自分たちにとって最も良い間取りを作っていきましょう。
さらに、実際の間取りプランと比べる作業も必要です。
間取りをどうするかについて話し合う際、家族の意見が1つに合わないことは往々にしてあります。
部屋の一部に和室を導入するか、それとも洋室に統一するのか、リビング階段にするのかしないかなど、それぞれの好みが違うことは少なくありません。
家族と意見が合わないこともありますが、多くの人にとっては初めての経験となる家づくりは、そもそもこだわる部分がどこかイメージしにくいこともあるでしょう。
そんな時は、複数の間取りプランの中から自分たちの要望に合ったものを選ぶという方法も効果的です。
□まとめ
今回は、間取りの決め方や失敗しないためのポイントを紹介しました。
間取りは住宅の根幹に関わる重要な部分なので、実際にその家で生活しているのをイメージしながら、動線や家具・家電の配置、採光などのチェックポイントをしっかりと押さえましょう。