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家づくりの際に居住空間だけを重視していると、失敗する可能性が高まってしまいます。
その理由は、お風呂の存在です。
多くの方がお風呂の間取りや構造を最後に考えますが、そうすると予算や間取りが限られてしまうため、失敗しやすくなります。
それでは、お風呂で失敗しないためにはどうすれば良いのでしょうか。

□お風呂の最適な広さとは?

戸建てのお風呂で多いのが、「0.75坪」または「1坪」ほどの広さです。
1坪の広さは広すぎず狭すぎず、丁度良い広さであることが人気の理由で、浴槽でも十分に足を伸ばせる広さです。
そのため、特にこだわりがなければ、1坪にすると良いでしょう。

ただし、介護する予定がある場合や親子で入浴する場合は、1坪では少し狭く感じてしまうかもしれません。
介護する方と介護される方が同時に入浴する場合は、最低でも1.25坪は確保することがおすすめです。
1.25坪あれば浴室に車椅子で入れたり、お子様と入浴する場合もゆったりと利用できたりするため、1人で入浴することが少ない方は1.25坪は確保しましょう。

また、介護する場合はお風呂の広さだけではなく、ドアを引き戸にしたり手すりを設置したりなど、使い勝手が良くなるように工夫すると良いでしょう。

□お風呂に関する失敗例について

お風呂に関する失敗例はいくつかありますが、その中でも多くの方が問題視するのが広さです。

新築の場合はリフォームとは違い、限られたスペースにお風呂を押し込む必要はありませんが、居住空間から優先的にスペースを考えていくと、いつの間にかお風呂が狭くなってしまいます。
「くつろぐためのスペースであるお風呂にこだわりたかったのに、妥協することになってしまった」という場合は、特に後悔しやすいので注意しましょう。

また、お風呂に入るときのことだけを考えて、掃除に関しては何も考えていない場合は注意が必要です。
お風呂は湿気がこもりやすい場所のため、カビが生えやすく、掃除を定期的に行う必要があります。
掃除について何も考えていないと、すぐにカビが生えて綺麗なお風呂を保ちづらくなってしまうでしょう。

浴槽や壁の素材の中には、汚れが目立ちやすかったり、掃除しにくかったりするものも存在するため、素材選びは失敗しやすいポイントであると言えます。
さらに、お風呂の設置場所次第では、周りの部屋もカビが生えやすくなってしまう可能性があるため、注意が必要です。

このほかにも、オプションに関して失敗する方もいらっしゃいます。
カタログを見ていると、設置したくなるオプションがあると思いますが、実際に住み始めると案外使用しないオプションもたくさんあります。

例えば、お風呂のテレビもその1つです。
家族が多いと誰かが浴室でテレビを見て、長時間お風呂に浸かっていると、次の人が入れなくなるので禁止されるケースが多々あります。

また、夜遅くにお風呂に入る場合も、お風呂は音が響くため、テレビの音の問題が出てきます。
このようなことがあるため、テレビを設置しても使用しなくなるケースが多いです。
それぞれのご家庭によって必要なものや不要なものは異なるため、普段の生活を振り返って考えると良いでしょう。
後付け可能なオプションもあるので、本当に必要なものだけを設置し、後から必要になったら設置するのも良いでしょう。

□家づくりのお風呂で失敗を避けるにはどうすれば良い?

失敗を避けるために知っておくべきことはいくつかありますが、ここではその中でも重要なポイントを3つ紹介します。

1つ目は、浴槽選びについてです。
先ほどお風呂の広さは1坪または1.25坪ほどがおすすめであるとお伝えしましたが、それは洗い場と浴槽の広さを合わせた広さです。

洗い場が大切なのはもちろんですが、足を伸ばして入浴できる浴槽を設けることも重要です。
洗い場は丁度良い広さでも、浴槽が小さいと感じることもあるため、それぞれの大きさがご自身に合うように選ぶと良いでしょう。

2つ目は、浴槽の色です。
浴槽の色で主流なのはホワイトです。
その理由として、清潔なイメージと水垢やカルキ汚れが目立たない点が挙げられます。

その一方で、ブラックやブルーなどの色は、汚れが目立つため、清潔なイメージを保つためには頻繁に掃除する必要があります。
掃除の手間を省きたいという方は、無難にホワイトを選ぶと良いでしょう。

3つ目は、窓選びについてです。
窓は熱が出入りしやすい場所で、防犯性や断熱性の点を考えると、非常に重要なポイントであると言えます。
お風呂の窓を大きくした場合、熱が外に逃げやすくなってしまい、寒くなってしまうのでヒートショックが起こりやすくなってしまいます。

また、外からのアクセスもしやすくなるため、防犯性が下がるデメリットもあります。
そのため、窓の種類やサイズ、場所を考慮して、快適な入浴ができるようにすると良いでしょう。

□まとめ

お風呂で失敗しないためには、お風呂の広さやオプション、浴槽選び、浴槽の色などを考慮することが重要です。
快適なお風呂の広さは1坪〜1.25坪なので、これを目安にお風呂の広さを考えると良いでしょう。
また、菰野町、四日市市、いなべ市周辺で家づくりをご検討中の方は、ぜひ当社までご連絡ください。

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