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木の魅力を生かした家づくりに魅力を感じていた松尾さん。打ち合わせの中でおたがいに提案したアイデアがお家の随所に効果的に配されています。

松尾：「ヘリンボーンの柄が気に入っているという話をしていたら、玄関正面の壁に採用してみませんかと提案してもらいました」

玄関に一歩足を踏み入れた瞬間から目を惹くデザインとなっています。

松尾さんは自分のInstagramでオシャレなコーディネート写真などをアップしていますが、その背景にはこのヘリンボーンの柄がよく使われています。

シューズクロークの入り口のスイングドアは松尾さんのアイデア。

松尾：「カフェで見かけた扉がとても素敵だったので、同じような雰囲気で作ってもらいました」

扉の横、壁に設置した黒板は、家族の誕生日ごとに松尾さんの描いたチョーク絵で彩られるとのこと。

松尾：「黒板は朝、リビングの扉から玄関に出たときにちょうど目に入る位置で、記念日の朝に子どもたちが見つけて驚く仕掛けになっています」

スイングドアを気に入ったという松尾さんの好みに合わせて、パントリーの扉には西部劇に出てくるようなウエスタンドアをご提案しました。こうしたスイングドアは扉が前後に開き、勝手に閉まってくれるので、子どもを抱っこしていたりして両手がふさがっているときでも便利です。

造作の洗面スペースも大のお気に入りスポット。洗面台にはキッチンに使われるタイプの幅広のシンクを設置してあります。

松尾：「深さも十分にあって赤ちゃんの沐浴にも使えましたし、ほんとうにこのシンクにしてもらって良かったと思っています。コレいいねって、友だちからも好評です」

松尾さんのこだわりがたっぷりと詰まったお家ですが、もちろんご主人のご希望も十分に叶えた家づくりとなっています。そのお話はまた次回に。